筋萎縮性側索硬化症とは
筋萎縮性側索硬化症とは、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。きわめて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する。有効な治療法は確立されていない。
治療
根治を期待できる治療法は現在ない。グルタミン酸放出抑制剤のリルゾールは進行を遅らせることが確かめられており、健康保険の適用になる。他に、メチルコバラミン超大量療法も試みられることがある。対症療法として、呼吸筋麻痺が起こると人工呼吸器を装着する。嚥下障害があると、栄養管理のため胃瘻や中心静脈栄養を使う。その他、QOL向上をはかって、流涎や強制失笑に対する薬物療法を行うこともある。